JXTGエネルギーは,透明ポリイミド用原料「ENEHYDE(エネハイド)™ CpODA」を販売開始したと発表した。
ポリイミドは,高い耐熱性・強度を有する樹脂で,電子材料や航空宇宙などの分野において絶縁材料として活用されており,昨今ではフォルダブル(折り畳み型)スマートフォンの開発に,折り曲げが可能なディスプレイ用フィルムとして注目を集めている。しかし従来のポリイミドは黄褐色を帯びてしまうため,本来の機能を維持したうえでの無色透明化が求められている。
同社は,フォルダブルスマートフォンの販売開始が目前に迫る中,透明ポリイミドのニーズは今後拡大していくものと見込んでおり,これまで石油化学品事業で培ったノウハウを活用した,独自の分子構造を有する透明ポリイミド用原料を開発した。同製品を使用することにより,従来のポリイミドの高い耐熱性・強度に加え,無色透明なフィルムの製造が可能となった。(’18 12/12)
ケミカルリサイクル・ジャパン,「広域自治体における資源循環システム構築の実証事業」に参加
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,経済産業省の「2025年度 資源自律経済確立産官学連携加速化事業費(広域自治体における資源循環システムの構築に向けた実証事業)」に参加する。








