JXTGエネルギーは,透明ポリイミド用原料「ENEHYDE(エネハイド)™ CpODA」を販売開始したと発表した。
ポリイミドは,高い耐熱性・強度を有する樹脂で,電子材料や航空宇宙などの分野において絶縁材料として活用されており,昨今ではフォルダブル(折り畳み型)スマートフォンの開発に,折り曲げが可能なディスプレイ用フィルムとして注目を集めている。しかし従来のポリイミドは黄褐色を帯びてしまうため,本来の機能を維持したうえでの無色透明化が求められている。
同社は,フォルダブルスマートフォンの販売開始が目前に迫る中,透明ポリイミドのニーズは今後拡大していくものと見込んでおり,これまで石油化学品事業で培ったノウハウを活用した,独自の分子構造を有する透明ポリイミド用原料を開発した。同製品を使用することにより,従来のポリイミドの高い耐熱性・強度に加え,無色透明なフィルムの製造が可能となった。(’18 12/12)
「第22回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される
2024年12月2日(月)~3日(火)の2日間,日本機械学会 機械力学・計測制御部門は,日本設備管理学会,日本トライボロジー学会との共催で「第22回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏(大阪公立大学),実行委員長:金森 啓祐 氏(三井化学))をアプラたかいし(大阪府高石市)で開催した。