高田工業所は,回転機械の診断において電流情報量診断システム(T-MCMA)を利用したクラウド型回転機械診断サービス「TM-CLOUD」を販売する。
同サービスは,以前より同社で販売している「電流情報診断システム(T-MCMA)」を利用して収集・解析した回転機械の状態データをクラウド上で蓄積し,いつでも・どこでも回転機器の状態監視・診断を可能にしたサービス。遠隔地にある複数のプラントのデータもクラウド上にて収集・蓄積できるため,一元管理が可能となるほか,クラウド内のデータは複数名で共有でき,ユーザーの希望に応じて同社スタッフによる精密診断などの遠隔サポートが可能。
近年,設備メンテナンスは,壊れてからメンテナンスする「BDM(事後保全)」や設備状態に関係なく定期的にメンテナンスを行う「TBM(時間基準保全)」から壊れる前にメンテナンスを行う「CBM(状態基準保全)」へ移行しており,同サービスはメンテナンスコストの削減と安定稼働への貢献が期待されている。(’19 2/6)
NTN,工作機械向け「高速サーボモーター用深溝玉軸受」を開発
NTNは,工作機械の主軸の駆動部位に使用される工作機械向けサーボモーター用軸受として,高速回転対応と低振動化を実現した「高速ターボモーター用深溝玉軸受」を開発した。