2021年11月24日

不二越,デジタルコントロールアンプにEthernet/IP対応のラインナップを拡充

アーステック

不二越は,デジタルコントロールアンプ「ERD-20」シリーズにEthernet/IP対応のラインナップを拡充することを発表した。

同製品は、産業用ネットワークEthernet/IPに対応することで,電流・電圧値の指令やセンサ情報,アンプの各種ステータスなどが油圧機器に高速通信で伝達可能となり,工場のIoT化に貢献する。イーサネットケーブル1本で,工程管理のPLCとの接続ができることで,配線にかかる工数が同社従来品比約1/2に短縮され、また、専用のツールソフトの使用により,ユーザーPCでの操作・指示,設定のバックアップ,一括設定が可能で,パラメータの設定時間を同社従来品比約1/10に短縮。さらに,2台目以降のアンプの設定はコピーのみで完了できるようになるなど,作業時間の大幅な短縮を実現する。

同社は2023年度までに標準品,Ethernet/IP対応品合わせて2,400台/年の販売を目指す。(’21 11/24)

Related Posts

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMIは,世界の半導体前工程製造装置の投資額が,2025年に前年比2%増の1,100億ドルに達し,2020年から6年連続成長を記録する見込みであることを,最新のWorld Fab Forecastレポートにおいて発表した。

Share This