出光興産は,同社の100%子会社であるソーラーフロンティアの次世代型システムインテグレーターへの転換を図る事業構造改革について発表した。
具体的な内容として,(1)太陽光発電の更なる設置場所の拡大につながる,機器,システム,工法の開発によるメガソーラーの適地不足の解消,(2)発電所をより長く安全に安心して使用できるように,O&M(オペレーション&メンテナンス),発電所評価,リパワリングなどのサービスの開発,提供,(3)産業廃棄物の削減につながる,低コストで環境負荷の低いマテリアルリサイクル技術の開発,(4)系統電力システムと共存させ安定電源として活用できる仕組みづくり,などを掲げ,2050年のカーボンニュートラルの実現に貢献していくこととした。(’21 10/27)