2026年2月18日

NTN,AIによる機械学習技術を自動車用第3世代ハブベアリング設計に導入

NTNは,自動車のタイヤの回転を支える第3世代ハブベアリングの設計に活用している自動計算システム「ABICS(アビックス)」に,ベアリング(軸受)業界で初の手法によるAI(人工知能)の機械学習技術を導入した。

ABICSにAI技術を導入することにより,設計内容が要求仕様を満たしているかを確認するFEM解析の一部を従来の1/10以下の時間で高速に予測し,要求仕様を満たしていない場合は,自動で適切な設計寸法を提示できる仕様とした。設計寸法を入力して解析結果を予測するために,多数のデータから必要なものだけを選んで予測を行うLasso(ラッソ)回帰を用いたシミュレーションモデルと,効率よく最適解を得るアルゴリズムであるベイズ最適化を組み合わせ,広範囲で高精度な予測と寸法提案を実現する。

今回導入したAI技術を活用し,2029年度までにABICSで全FEM解析を自動予測し,最適設計案を提示できる機能の実現を目指す。これにより,設計工数はABICS導入前と比べて約90%削減できる見込み。(’26 2/18)

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