日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC,会長:中嶋 敬一郎 氏)は,2025年10月21日(火),都内で第9期総会を開催した。
総会では2025年の活動内容についての発表と第8期事業報告,会計報告,会計監査報告を行った。また,第9期の新理事の選任と事業計画案,予算計画も発表され,いずれも満場一致で承認された。
2024年の秋にNAPACの3事業部制(ASEA事業部・JAWA事業部・JASMA事業部)が廃止され,会計・予算をNAPACに一本化されてから1年が経過した。2024年までは事業部ごとに話し合いがあり,理事会を経ていたものが現在はダイレクトに運営や組織の話し合いが出来ることがメリットになっている。一方で,同じ製品カテゴリ―を扱う会社同士の深くフランクな話し合いの場は少し減ってしまった1年になったと語った。
記念講演会ではモータージャーナリストの岡崎 五朗 氏による「激変する自動車産業~メディア報道とリアルワールドの乖離」というテーマで講演が行われ,正確な情報とメディアが報道する情報の乖離について,具体的な事例を取り上げながら講演が行われた。
記念懇親会の挨拶にて,中嶋 会長は,「新年の賀詞交歓や今回のカンファレンスもそうですが,色々な人と話し合いや意見交換できる場をNAPACとしては作っていきたい。ご商売の話しも大いに結構だと思います。コミュニケーションの場として頂き,有意義な時間を過ごせることを節に願っております。」と述べた。(’25 11/5)








