2025年10月8日

出光興産,CO₂を固定化した合成炭酸カルシウム材を配合したアスファルト舗装施工を実施

出光興産と日本道路は,排ガス中のCO₂を固定化した合成炭酸カルシウム「カルカーボ®」を配合するアスファルト舗装の実証施工を,国内の一般道路(茨城県鹿嶋市の市道)で初めて行った。

同材は,ボイラー排ガス中のCO₂と,電柱や基礎杭等コンクリート製品製造工場で発生するコンクリートスラッジ(コンクリート製品製造最終段階で余る「残コン」とも呼ばれる残余物。セメントと水が主成分)に含まれるカルシウムを合成するカーボンリサイクル技術で製造される。通常,アスファルト舗装材は,アスファルト,粗骨材,細骨材及びフィラー(混和剤/微粉末充填剤)を混合して構成されるが,フィラーとして使用する粉砕石灰石(天然炭酸カルシウム)の代わりに同材を使用することで道路へのCO₂固定化と廃棄物の有効活用を実現する。

今回は性能検証を目的に,鹿嶋市の市道0201号線にて老朽化してひび割れや凹凸が見られる一部区間約400m²のうち約200m²を,同材を配合したアスファルト舗装材で施工した。舗装材にはおよそ1tの同材を使用し,約200㎏のCO₂を道路に固定化した。(’25 10/8)

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