2025年8月27日

ゾディック,切削性を向上した金属3Dプリンタ用粉末材料「HYPER21」販売開始

ソディックは,同社の金属3Dプリンタ「OPMシリーズ」に対応する粉末の新素材「HYPER21」を販売開始した。

同製品は,希少金属(レアメタル)のコバルトを含まないマルエージング系粉末材料で,造形中の内部の残留応力を開放して造形品の変形を抑制する同社の独自技術「SRT(Stress Relief Technology)工法」に対応している。また,造形品の硬度を機械加工がしやすいHRC(ロックウェル硬さ)40に合わせ,良好な切削性と量産成形にも耐えうる耐摩耗性や強度特性を両立している。機内に切削工具による加工機能を付加したOPMシリーズにおいて,切削加工仕上げの精度を高めることを目指し開発された。

靭性が非常に高いマルエージング鋼系の材料であり,造形中のクラックを防止する。

高い耐食性があり,成形樹脂による腐食や保管時の錆の発生を抑制できる。コバルトレスマルエージング鋼がベースとなっているため,有害なコバルトを含有しておらず,「特定化学物質障害予防規則」などの環境規制の対象外,さらに時効処理後の引張強度も1,950MPa以下に抑えているため,輸出規制についても対象外となる。(’25 8/27)

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