NTN(以下:同社)の連結子会社で,欧州・アフリカ地区を中心に自動車や航空機,鉄道車両向けなどにベアリング(軸受)の製造を行うNTN EUROPE S.A.(本社:フランス)は,チュニジアで自動車用ショックアブソーバーを製造するLa Tunisie Mecanique S.A(本社:チュニジア,以下:LTM社)に2025年5月19日付で資本参加した。
同社グループでは,重要施策としてアフターマーケットビジネスの販売拡大に取り組んでいる。商品ラインアップの拡充においては,世界トップクラスのシェアを誇る同社グループのコーナーモジュール商品(ドライブシャフトやアクスルベアリング,ストラットベアリングなど)とも関連が深いショックアブソーバーをラインアップ追加商品として選定した。
今回LTM 社に資本参加することで,販売だけでなく設計や生産,品質管理まで深く関わり, 自動車アフターマーケット市場において,ショックアブソーバーのメーカーとしてブランドの優位性を高めるとともに,認知度やイメージの向上を通じて販売拡大に取り組んでいく。(’25 7/30)