日本ロボット工業会が発表した2025年1~3月期の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年同期比10.2%増の4万4,688台で,9四半期ぶりの増加となった。出荷額は同16.5%増の2,018億円で,8四半期ぶりの増加。
国内出荷台数は同5.6%減の1万159台で,3四半期ぶりの減少,出荷額は同2.3%増の542億円で,3四半期連続の増加だった。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同4.5%減の3,350台で,3四半期ぶりの減少,出荷額は同1.3%増の166億円で,2四半期連続の増加,自動車製造業向けの出荷台数が同6.3%減の3,159台で,4四半期ぶりの減少,出荷額は同3.5%増の167億円で,4四半期連続の増加。
輸出台数は同16.0%増の3万4,529台で,9四半期ぶりの増加,輸出額は同22.8%増の1,476億円で,8四半期ぶりの増加だった。うち電子部品実装用が同29.6%増の3,135台で,4四半期連続の増加,輸出額は同33.1%増の568億円で,4四半期連続の増加,溶接用が同39.0%増の9,428台で,6四半期ぶりの増加,輸出額は同36.5%増の231億円で,6四半期ぶりの増加だった。(’25 6/4)