2025年5月21日

BASFのUltramid® Ccycled® ポリアミドがTEの持続可能な開発に貢献

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

BASFはコネクターやセンサーを製造するTE Connectivityと,中国で開催された展示会「CHINAPLAS 2025」にて,BASFの循環型ソリューションであるUltramid® Ccycled®ポリアミド製の部品を使用した,TEの新しい自動車用コネクターを共同で発表した。Ultramid® Ccycled®は,アジアで調達した使用済みプラスチック廃棄物由来の熱分解油をマスバランス方式で原料に割り当てた素材であり,化石由来のバージン材料と同等の高性能特性を備えている。

TEとBASFは,持続可能な自動車産業という共通のビジョンを掲げ,長年にわたり協力を続けており,今回の自動車用コネクターは,業界における協力関係によって持続可能な材料ソリューションへの移行を加速させる一例である。TEは,BASFのUltramid® Ccycled® を活用することで一定の割合の再生材料を使用した材料をコネクターに組み込むことに成功し,品質や性能を損なうことなく,化石資源の使用量削減と製品カーボンフットプリントを低減するという目標を達成した。

また,TEは今後,業界の進化するサステナビリティに対するニーズに応えるため,BASFのUltramid® Ccycled®の活用範囲をさらに拡大していく。(’25 5/21)

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