ENEOSは,潤滑油を中心とする高付加価値石油製品の生産を行っている横浜製造所(横浜市神奈川区)での潤滑油および燃料油の生産について,2026年1月から2028年3月までをめどに段階的に停止することを決定した。
同社は,第3次中期経営計画で「確かな収益の礎の確立」を実現することを掲げており,基盤事業である石油精製販売事業においては,安全操業および安定供給を大前提として,サプライチェーン全体の競争力強化に取り組んでいる。
国内石油製品の構造的な需要減退やアジアを中心とした国際競争の激化等,石油精製販売事業を取り巻く様々な環境を総合的に勘案した結果,製油所・製造所の生産・供給体制の再構築が急務と判断した。
横浜製造所は1922年に操業を開始し,生産能力は潤滑油が126千kL/年,グリースが3,900t/年。同所での潤滑油の生産は,同社の既存の生産拠点等への移転を検討している。(’25 4/2)