BASF PETRONAS Chemicals (BASFペトロナス・ケミカルズ,以下,BPC)は,マレーシアのクアンタンにあるフェアブント拠点(統合生産拠点)において,2つ目となる2-エチルヘキサン酸(2-EHAcid)生産ラインの稼働を開始した。今回の増設は,高品質な2-エチルヘキサン酸に対する需要の急増に直接対応するものであり,BPCの大切な地域の顧客に対するコミットメントを改めて示すものとなる。
2016年の稼働以来,2-エチルヘキサン酸生産プラントは東南アジア地域の成長を支える重要な役割を担っており,第2生産ラインの起工式は2023年第1四半期に行われた。2024年第3四半期現在,この新しい生産ラインはフル稼働しており,年間生産能力を60,000tに倍増し,イノベーションを促進して世界中のニーズの進化に応えるというBPCの姿勢を一層強化している。(’24 12/11)