出光興産が開発した新エンジンオイル「IDEMITSU IFG Plantech Racing」が,SUZUKAスーパー耐久レースST-Qクラスに参戦したレーシングカー「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」に採用された。レース性能を有し,カーボンニュートラルに貢献するオイルとして採用され,5時間の耐久レースをノントラブルで完走したことにより,同製品のレース性能が証明された。
同製品は,植物由来の原材料(80%以上)をベースオイルに使用し,レース性能およびAPIのSP認証を持つ世界初の4輪自動車向けのエンジンオイルで,エンジン性能を引きだす技術と環境負荷低減の技術を最大限に詰め込んでいる。同社独自の処方技術「モリブデン×植物由来エステルテクノロジー」を活用し,植物由来のベースオイルと最適に融合することによって,同レースで求められる性能を満たした。
同製品は,同社の潤滑油販売拠点がある世界13ヵ国を中心に販売されている「IDEMITSU IFG/IRG Series」のDNAを引き継いだ最上位モデルで,2024年11月頃の発売を予定している。(’24 10/30)