DMG森精機は,グループ会社のWALCが提供する,工作機械の予知保全を行うヘルスモニタリングサービス「WALC CARE(ウォルクケア)」を工作機械に搭載することで,機械故障時のダウンタイムの最小化を実現する。
WALCは2022年に設立され,AI・IoT・クラウドコンピューティングを中心とした先端技術を用いて,製造業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するソフトウェアサービスを開発・提供している。今回開発したWALC CAREは,主軸や送り軸の異常予知診断を定期的に行い,レポートする機能により,故障の早期発見や予知保全を行い,機械のダウンタイムを短縮することができる。また,既存の工作機械への搭載も1時間以内に完了する。WALC CAREを使用することで保全作業をDXすることができ,工作機械を正常な状態でより長く使えるため,生産性の向上やサステナブルな社会の実現をサポートする。(’24 7/24)