NTNは,新たな特殊熱処理技術「HA-C」を開発した。同技術により軸受の業界最高水準の高負荷容量化を実現し,従来よりも小型・軽量な軸受への置き換えを可能とする。同技術は,従来の熱処理技術では困難であった高温寸法安定性,耐異物性,耐摩耗性も高水準で両立しており,電気自動車(EV)用e-Axleをはじめとする自動車向け駆動装置の小型・軽量化および省エネルギー化に貢献する。設計面での軸受形状の変更は必要なく,一般的な鋼材に特殊な熱処理技術を適用することにより,高負荷容量化を実現する。(’24 7/3)
「2025年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される
日本工作機械工業会(日工会)は2025年1月9日(木),都内ホテルで「2025年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」を開催した。 冒頭,稲葉 善治 会長(ファナック 取締役会長)(写真)は「昨年日本の工作機械市場は一進一退をしながらも当業界としては比較的高い水準の受注を維持できた。この結果2024年の工作機械受注総額は1兆4700億円前後と見込む。また昨年11月には我が国工作機械業界最大のイベントであるJIMTOF...