ENEOSホールディングスと,同社出資先である北米のスタートアップ企業Ampleおよび実証実験の筆頭協力先であるエムケイホールディングスは,京都市南区において,日本初となる「EV向けバッテリー全自動交換ステーションの実証実験」の開始に合意し,開所式を行った。
同実証では,ENEOSがこれまでに培ってきたエネルギーの安定供給ノウハウと,Ampleの革新的なモジュール式の蓄電池交換システム,そして積極的に車輛の電動化・運用最適化に取り組んできたエムケイの叡智を結集することで,電動化を後押しする新しいエネルギー供給インフラの可能性を検証していく。一方,京都府下最大手のタクシー会社であるエムケイは,車輛電動化を積極的に推進する過程で,充電インフラの運用に関する課題に直面し,同実証において,運用面におけるノウハウの獲得や将来的な事業化に向けた課題の洗い出しを行う。(’24 6/5)