経済産業省が発表した2023年12月の潤滑油販売量は,前年同月比1.7%減の17万5,944kLだった。用途別に見ると,車両用が同10.0%減の6万107kL,うちガソリンエンジン油が同15.6%減の2万7,662kL,ディーゼルエンジン油が同11.1%減の1万5,257kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同1.8%増の1万7,188kLだった。船舶用エンジン油は同6.0%増の9,400kL。工業用は同3.1%増の10万6,437kL,うち機械油が同15.4%減の2万2,624kL,金属加工油が同3.4%減の1万1,872kL,電気絶縁油が同14.4%増の5,332kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同1.5%減の3万9,141kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同38.9%増の2万7,468kLだった。(’24 3/13)
潤滑油協会,「2024年度潤滑油製造業地方研修会(横浜)」開催される
潤滑油協会は,2024年10月28日(月),神奈川県中小企業センタービル(神奈川県産業振興センター)(横浜市中区)およびオンラインのハイブリッド形式で「2024年度潤滑油製造業地方研修会(横浜)」を開催した。 同研修会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等への支援事業(資源エネルギー庁補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に毎年開催している。当日は会場,オンライン合わせて約60名が参加した。 潤滑油製造業近代化委員会 技術分科会長の滝島 克巳...