日本ロボット工業会が発表した2023年10~12月期の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年同期比28.3%減の4万6,201台で,4四半期連続の減少となった。出荷額は同19.6%減の1,829億円で,3四半期連続の減少。
国内出荷台数は同13.3%減の9,748台で,3四半期連続の減少となった。出荷額は同0.4%増の466億円で,2四半期ぶりの増加。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同14.9%減の3,250台で,2四半期連続の減少,出荷額は同6.2%減の152億円で,2四半期連続の減少,自動車製造業向けの出荷台数が同10.7%減の2,844台で,3四半期連続の減少,出荷額は同11.5%増の138億円で,2四半期ぶりの増加だった。
輸出台数は同31.4%減の3万6,453台で,4四半期連続の減少となった。輸出額は同24.7%減の1,363億円で,3四半期連続の減少。うち電子部品実装用が同6.2%減の2,911台で,9四半期連続の減少,輸出額は同15.9%減の461億円で,8四半期連続の減少,溶接用が同26.4%減の7,471台で,3四半期ぶりの減少,輸出額は同24.8%減の183億円で,3四半期ぶりの減少だった。
また,2023年年間の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年比18.9%減の20万7,293台で,4年ぶりの減少となった。出荷額は同10.5%減の7,998億円で,3年ぶりの減少。
国内出荷台数は同5.0%減の4万1,005台で,3年ぶりの減少となった。出荷額は同0.3%増の1,900億円で,3年連続の増加。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同1.6%減の1万3,658台で,3年ぶりの減少,出荷額は同5.2%増の644億円で,3年連続の増加,自動車製造業向けの出荷台数が同6.4%減の1万1,755台で,3年ぶりの減少,出荷額は同1.5%増の546億円で,2年ぶりの増加だった。
輸出台数は同21.8%減の16万6,288台で,4年ぶりの減少となった。輸出額は同13.4%減の6,099億円で,4年ぶりの減少。うち電子部品実装用が同29.2%減の1万1,338台で,2年連続の減少,輸出額は同25.7%減の1,860億円で,2年連続の減少,溶接用が同7.0%減の3万7,400台で,4年ぶりの減少,輸出額は同0.7%減の940億円で,3年ぶりの減少だった。(’24 2/28)