2024年2月21日

「HVAC&R JAPAN 2024」開催される

アーステック

2024年1月30日(火)~2月2日(金)の4日間,東京ビッグサイト東展示棟(東京都江東区)で,「HVAC&R JAPAN(ヒーバックアンドアールジャパン) 2024(第43回冷凍・空調・暖房展)」(主催:日本冷凍空調工業会)が開催され,4日間合計で33,513名が来場した。

同展は半世紀以上にわたり,国内唯一の冷凍・空調・暖房機器産業の「専門見本市・展示会」として2年に1度の開催。43回目を迎える今回は“HVAC&Rには未来の答えがある”をメインテーマに,カーボンニュートラル実現など世界的環境課題解決の一助となる製品・システム・技術等,最先端の省エネ技術,ZEB(net Zero Energy Building) / ZEH(net Zero Energy House),BEMS(Building Energy Management System) / HEMS(Home Energy Management System) / FEMS(Factory Energy Management System)などに見られるエネルギーマネージメント技術,IoTやAI技術等を活用した最新の環境配慮型製品・システムを国内外から149社766小間が出展した。

再生可能エネルギーである大気中の熱等を活用する効率の高い技術である「ヒートポンプ・蓄熱システム」や冷凍空調機器などが数多く展示された。

ダイキン工業など空調機器メーカー各社では,R410A冷媒に対する規制の強化から2025年のビル用マルチエアコンのフロン排出抑制法に基づく新設設備で,R32冷媒対応での出荷と微燃性冷媒に関するガイドラインの啓蒙などについて,そして各種機器の省エネルギー,環境への配慮,快適性の追求などをPRした。またAGCでは次世代冷媒ブランド「AMOLEA」次世代の環境型フッ素系溶剤「AD-300」や地球環境に対する影響が極めて小さい冷媒「1224yd」などを,三井・ケマーズフロロプロダクツは次世代低GWP製品「Opteon」シリーズの冷媒,発泡剤,特殊溶剤を出展した。(’24 2/21)

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