潤滑油協会,全国石油工業協同組合,全国工作油剤工業組合,日本グリース協会,全国オイルリサイクル協同組合の潤滑剤関連5団体は,2024年1月17日(水),アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で合同賀詞交歓会を開催した。
潤滑油協会の石川 裕二 会長(写真)は,挨拶の冒頭で能登半島地震で被災された方々へのお見舞いを述べた後,「2019年10月から市場に投入されている「JASO GLV-1」規格の策定,運用にあたって潤滑油協会も大いに貢献したほか,新たな省燃費エンジン油のガイドライン策定を進めるとともに,規格作りにも参画しており,カーボンニュートラルの実現に貢献していく」と述べた。また,「中立な潤滑油試験機関の使命として,潤滑油試験と照合試験を継続して行っている。そのデータに基づいて,認定証の発行やアドバイスを行っている」とし,「近年多発している地震などの自然災害についてもBCP(事業継続計画)勉強会,保安防災研修会を開催して,潤滑油製造業への対応を図っている」と述べた。(’24 1/31)