2023年11月28日(火)~12月2日(土)の5日間,「第10回IPF Japan 2023(国際プラスチックフェア)」(主催:国際プラスチックフェア協議会)が,幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された。国内外から853社・団体が出展し,5日間合計の来場者数は43,676人(うち海外来場者数は3,566人)だった。
3年に1回開催される同展は,原材料・添加剤から成形機や関連機器,製造受託型企業まで,日本はもとより世界中から出展企業が集まる,プラスチック製品製造の専門展。会場は,高機能プラスチック原料・添加剤・フィラー展,プラスチック成形機・成形関連システム展,プラスチック・ゴム金型設計製造システム展,発泡プラスチック展,コンポジット材料・成形システム展,ゴム原料・成形システム展,リサイクル装置・システム展,プラスチック&ゴム試作・加工・製造受託展,プラスチック&ゴム工業部品調達展の9つの専門展で構成された。
リューベは環境負荷が少ないリユースカートリッジ「RECOG」や消費量半減以下を達成するグリース「SH-ONE」を,中京化成工業はPFASフリーを始めとする各種離型剤を,日本精工は「高負荷駆動用ボールねじ」や「状態監視システムワイヤレスソリューション」,「グリース劣化診断モバイルアプリ」など予知保全やグリースの余寿命診断などを紹介した。
次回は2026年秋に幕張メッセでの開催を予定している。(’23 12/27)