2023年12月20日

「第22回境界潤滑研究会」開催される

アーステック

日本トライボロジー学会の会員提案型研究会「境界潤滑研究会」(主査:青木 才子 氏,東京工業大学)は2023年12月8日(金),ENEOS中央技術研究所(横浜市中区)で第22回研究会を開催した。

同研究会は,境界潤滑にかかわる研究者・技術者が一同に会し,それぞれの立場から見る境界潤滑像を持ち寄って自由に討論できる場を提供する目的で開催されている。当日はENEOS中央技術研究所の見学と,トライボロジー研究最前線の話題提供としてポリマー系添加剤やポリマーブラシに焦点を合わせた講演が行われた。また講演終了後には技術交流会が行われ終始活発な議論や意見交換が行われた。

講演内容は以下の通り。


  • 「添加剤としてのポリマーの効果と最近の動向」 田川 一生 氏(ENEOS)
  • 「ポリマー添加剤による吸着層構造と境界・流体潤滑特性」 平山 朋子 氏(京都大学)
  • 「濃厚ポリマーブラシの固液界面構造と潤滑機構」 大久保 光 氏(横浜国立大学)  (’23 12/20)

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