日本自動車機械工具協会は2023年6月15日(木)~17日(土)までの3日間,「第37回オートサービスショー2023」(主催:日本自動車機械工具協会)を東京ビッグサイト東1・2・3展示棟と屋外(東京都江東区)で開催,94社・7団体が出展し,3日間で35,770名が来場した。
オートサービスショーは1948年以来37回開催している日本最大の自動車機械工具実演展示会で,乗用車,トラック,バス,二輪車等の自動車整備検査機器を始めとする自動車整備事業者が使用するハードウエア,ソフトウエアや関連商品が一堂に集った。
今回は「ヒトとクルマの未来を守る整備機器(Automotive service equipment for your better future)」をテーマに,進化する自動車整備技術の高度化や作業の安全や環境にも配慮した最新機器やシステムが数多く紹介され,さまざまな自動車整備に関連するセミナーも開催された。
安全自動車は,エンジンオイルの抜き取りから注油までを自動化した「エンジンオイルオートチェンジャー」,トルコン機器はハイブリッド車のCVT・ATフルードチェックセンサー内蔵で「不純物」「汚れ状態」「油温」を数値化した「MULTI HYBRID・CVT・ATフルードチェンジャー」を出展した。またデンソーソリューションやエムケー精工のブースでは,カーエアコンの冷媒回収再生充填装置を紹介,リークラボ・ジャパンは,自動車用添加剤「リスローン」や蛍光剤・潤滑剤入り漏れ止め剤「Dr.Leak」をPRした。(’23 7/19)