トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2023年6月2日(金),理化学研究所 和光本所(埼玉県和光市)およびオンラインによるハイブリッドにて,第146回研究会 2023年度第1回研究会および総会を開催した。
大森 会長の開会の挨拶の後,総会が開催され,2022年度の決算報告,2023年度の予算案が発表され,承認された。また,2023年度の活動計画として,計4回の研究会の開催や,2024年2月22日(木)に開催される第150回研究会 2023年度第4回研究会では「第26回トライボシンポジウム」「第16回岩木賞贈呈式」と併せて同研究会30周年記念技術展示会を行うことなどを説明した。
総会の後は,野老山 貴行 氏(名古屋大学)による「モリブデンジチオカーバメイト由来中間物質による水素含有DLC膜の摩耗促進機構の解明」と,金 有洙 氏(理化学研究所)による「ナノ表面分光の新展開」の2件の講演が行われ,活発な質疑応答が行われた。(’23 6/7)