ENEOSは,サントリー食品インターナショナルおよび協栄産業と協働し,神奈川県川崎市内6ヵ所と栃木県宇都宮市内5ヵ所のENEOSサービスステーション(以下,SS)において,使用済みペットボトルの回収・再資源化の実証を開始した。
また,同実証に際し,実証SSが立地する川崎市において,同市のプラスチック循環に関わる官民連携プロジェクトの「かわさきプラスチック循環プロジェクト」へ参画した。
今回開始する実証では,SSネットワークを活用した対象となる使用済みペットボトルの回収,ならびに,回収した対象ボトルの再資源化・再製品化および再商品化という水平リサイクルチェーン構築の実現可能性について検証する。
具体的には,ENEOSのSSにおいて回収された対象ボトルが,協栄産業による再資源・再製品化を経てリサイクルPET樹脂へと生まれ変わり,2030年のサステナブルボトル100%化の取り組みを掲げるサントリーの飲料向けリサイクルペットボトルとして利用される。(’23 5/31)