2023年5月17日

「次世代グリーンCO₂燃料技術研究組合」へマツダが参画

アーステック

次世代グリーンCO₂燃料技術研究組合とマツダは,同研究組合へマツダが参画したことを発表した。ENEOS,スズキ,SUBARU,ダイハツ工業,トヨタ自動車,および豊田通商によって2022年7月1日に設立された同研究組合は,マツダの参画により参加企業が7社となった。

同研究組合は,カーボンニュートラル(以下,CN)社会実現のため,バイオマスの利用,および効率的な自動車用バイオエタノール燃料の製造に関する技術研究を推進している。2022年10月25日には,福島県大熊町と「企業立地に関する基本協定」を締結し,地域の諸課題に対し迅速かつ的確な解決に向けた取り組みを開始した。そして今回,同研究組合がCN実現の多様な選択肢の一つとして推進する,バイオエタノール燃料の製造技術の向上や,製造時に発生するCO₂の活用に関する研究などが,マツダが推進する,マルチソリューション戦略の選択肢を拡げる考えと一致し,マツダの同研究組合への参画に至った。(’23 5/17)

Related Posts

東京理科大・佐々木研究室の「第38回トライボサロン」開催される

東京理科大・佐々木研究室の「第38回トライボサロン」開催される

東京理科大学・佐々木研究室(佐々木 信也 教授)が主催する「トライボロジーサロン(トライボサロン)」の第38回研究会が2025年11月22日(土),同研究室がある東京理科大学葛飾キャンパス(東京都葛飾区)とオンラインのハイブリッドで開催された。

NTN,インド市場への戦略的投資によりCVJ事業を強化

NTN,インド市場への戦略的投資によりCVJ事業を強化

NTNは,インド市場における事業成長の加速とグローバル競争力の強化を目的として,連結子会社NTN NEI Manufacturing India Private Limited(以下,NNMI)のバワール工場において,等速ジョイント(Constant Velocity Joint:以下,CVJ)内部部品の現地調達化およびR&D体制の構築に向けて戦略的な投資を実施している。

Share This