2023年3月22日

イグス,直交ロボットオンラインコンフィギュレータの操作性を向上

アーステック

イグスは,直交ロボット(ガントリーロボット)の構成ツールに新たなゲーミフィケーションの手法と機能を取り入れ,操作性をさらに向上させた。

同社は2021年に,直交ロボット用オンラインコンフィギュレータを開発した。今回,新たにゲーム開発ツール「Unity」を利用してコンフィギュレータの改良を行い,さらに直感的な操作性を実現させた。専門的な知識がなくても数回クリックするだけで,ドライリンリニアガイドをベースにした低コストの直交ロボットを,すぐに接続可能なシステムとして構成することができる。オンラインで構成したファイルは,任意のプログラムを介してバーチャルリアリティで表示したり,実際のロボット制御システムに読み込んだりすることが可能。どのような自動化ソリューションでも簡単にプログラミングでき,構成した内容をCADデータでダウンロードすることもできる。

直交ロボットの構成後は,低コストのソリューションとして完成させるために制御システムを選択する。制御システムは,設定済みのイグス ロボットコントローラ,またはカスタマー自身で設定するD1制御システム(モータドライバ)が用意されている。(’23 3/22)

Related Posts

「2025年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

「2025年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

日本工作機械工業会(日工会)は2025年1月9日(木),都内ホテルで「2025年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」を開催した。 冒頭,稲葉 善治 会長(ファナック 取締役会長)(写真)は「昨年日本の工作機械市場は一進一退をしながらも当業界としては比較的高い水準の受注を維持できた。この結果2024年の工作機械受注総額は1兆4700億円前後と見込む。また昨年11月には我が国工作機械業界最大のイベントであるJIMTOF...

Share This