日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「分子シミュレーションのトライボロジーへの応用研究会」(主査 鷲津 仁志 氏,兵庫県立大学)は,2023年3月3日(金)に兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス会場(神戸市中央区)およびZoomによるweb会議にて第30回研究会を開催し55人が参加した。
同研究会は,分子シミュレーションに関する情報交換の場を提供するとともに,新たな応用分野を議論することや,これから分子シミュレーションを開始する研究技術者の研修を目的に2005年7月より活動している。
当日は下記3テーマの講演や鷲津 主査からの挨拶などが行われ講演後には活発な議論や質疑応答が行われた。
- 「原子間力顕微鏡を用いたトライボケミカル反応膜の成長過程その場観察」 佐藤 魁星 氏(東京理科大学)
- 「トライボ分子シミュレーションにおけるAIの役割」 小野寺 拓 氏(ENEOS)
- 「トライボ分子動力学ではできないこと」 鷲津 仁志 氏(兵庫県立大学) (’23 3/15)