DMG森精機は,オンライン学習コンテンツ「デジタルアカデミー」において,新たに高校,高等専門学校,大学,および職業訓練校を含む教育機関向けアカデミックプランの提供を開始した。
同社は,2020年6月に機械操作eラーニングコンテンツ「デジタルアカデミー」の提供を開始。機械加工ベーシック,マシニングセンタベーシック,ターニングセンタベーシック,5軸加工機ベーシックを公開しており,これまで約180団体・約4000名の教育機関や企業関係者,同社の入社1~4年目の社員約200名が受講してきた。また,同社は,奈良県・三重県・兵庫県と包括協定を締結しており,県下の工業高校や教育機関に最先端の工作機械を貸与し,同社技術者を派遣して授業を実施するなど,人材育成にも取り組んできた。近年は,工作機械の高精度化,デジタル化が進み,学習範囲も多様化しており,デジタルアカデミーの需要がさらに高まっている。
今回,教育機関のスキルアップ,およびデジタル化促進に貢献すべく,「デジタルアカデミー」のアカデミックプランを教育機関向けにリリースした。現状の4コースに加えて,2022年中にリリース予定の複合加工機ベーシックやAM(アディティブ・マニュファクチャリング)エントリー,そして今後追加される全てのコースを学習できるパッケージになっており,学生,および教職員が常に最新の工作機械教育を受講できる内容となっている。
受講の申し込みは,登録無料のカスタマーポータルサイト「my DMG MORI」 から受け付けている。
- デジタルアカデミー アカデミックプラン
https://www.technium.net/digitalacademy/academic/ (’22 8/31)