2022年8月31日

IVI,カーボンニュートラルに向けたつながる工場の活動開始

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
出展者募集中!

インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(以下,IVI)は,IVI内部に設置したカーボンニュートラル(CN)タスクフォースの活動を開始した。

主な活動内容は,CNへ向けたリファレンスアーキテクチャー(参照モデル)の提案,スコープ3(サプライチェーン排出量)に関する困りごとの抽出と課題の体系化,業務シナリオの類型化とゆるやかな標準の活用法の提案,ベストプラクティスの抽出とCIOF(企業間オープン連携フレームワーク)による伴走支援,CNおよびGX(グリーントランスフォーメーション)に関する政府および関連団体との情報共有および連携,となる。

2022年度の活動として,GHGプロトコル(温室効果ガス排出量の算定と報告の基準)のスコープ3にフォーカスし,つながる工場間でのデータ交換のための共通ルールの設定によって,中小製造業でも実現可能なリファレンスアーキテクチャーを作成していく。大がかりなしくみがなくても,取引先間でのボトムアップな削減努力を見える化し,Win-Winの関係の中で効果につながるしくみを提案し,3件を目標として実証実験を行っていく。(’22 8/31)

Related Posts

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOSは,Cogniteのデータプラットフォーム「Cognite Data Fusion®」を活用し,これまで分散していた複雑で多様なデータを一つの仮想空間に統合することで,製油所におけるエンジニアリング業務の効率化を図る「製油所のデジタルツイン基盤」構築に向けた取り組みを開始した。

Share This