2022年6月8日

日精樹脂工業,熱硬化性樹脂製品の用途拡大に向けた新型専用射出成形機を開発

ニコットラボ 研究デザインラボ

日精樹脂工業は,熱硬化性樹脂を用いた成形部品の大型化に対応するハイブリッド式専用射出成形機FWX760III-130BK型を開発,受注を開始した。

各国政府によるカーボンニュートラル目標が設定され,その達成に向けて各産業界で取り組みが本格化している中で,自動車産業においても脱ガソリン車,EVシフトの動きが鮮明になっており,車両の軽量化やモジュール設計による部品の複合一体化,CASE(C:Connected,コネクテッド,A:Autonomous,自動運転,S:Shared & Service,シェアリング/サービス,E:Electric,電動化)対応に伴う電子部品点数の増加などで,これまで以上に樹脂素材への高機能・高付加価値ニーズが高まっている。このような中,改めて熱硬化性樹脂の優れた特性に着目し,熱硬化性樹脂の最大手である住友ベークライトと連携し,同社の大型化対応の熱硬化性樹脂技術と日精樹脂工業の熱硬化性専用の中大型射出成形機,さらに両社が保有する成形技術の融合により,射出成形による熱硬化性の成形品としては,国内初となる成形品重量1㎏以上の大型成形品の実用化に成功した。

同製品は,熱硬化性樹脂用として,国内最大クラスの射出容量を持つ専用射出成形機で,型締力360tf(3,540kN)相当の金型を搭載可能なワイドプラテンタイプ(タイバー間隔:760×760mm)となっている。(’22 6/8)

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