日本ロボット工業会が発表した2021年10~12月期の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年同期比29.6%増の6万1,404台で,5四半期連続の増加となった。出荷額は同27.3%増の2,156億円で,5四半期連続の増加。
国内出荷台数は同23.7%増の1万410台で,3四半期連続の増加となった。出荷額は同20.6%増の495億円で,3四半期連続の増加。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同37.5%増の3,249台で,4四半期連続の増加,出荷額は同41.6%増の156億円で,3四半期ぶりの増加,自動車製造業向けの出荷台数が同6.7%増の3,025台で,2四半期連続の増加,出荷額は同3.7%増の141億円で,3四半期連続の増加だった。
輸出台数は同30.9%増の5万994台で,5四半期連続の増加となった。輸出額は同29.5%増の1,661億円で,5四半期連続の増加。うち電子部品実装用が同9.0%減の3,875台で,8四半期ぶりの減少,輸出額は同11.7%増の650億円で,8四半期連続の増加,溶接用が同26.6%増の9,320台で,5四半期連続の増加,輸出額は同34.9%増の202億円で,5四半期連続の増加だった。
また,2021年年間の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年比33.0%増の23万8,085台で,2年連続の増加となった。出荷額は同27.8%増の8,403億円で,3年ぶりの増加。
国内出荷台数は同17.4%増の4万319台で,3年ぶりの増加となった。出荷額は同10.4%増の1,856億円で,2年ぶりの増加。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同33.7%増の1万2,489台で,3年ぶりの増加,出荷額は同23.5%増の557億円で,3年ぶりの増加,自動車製造業向けの出荷台数が同7.4%増の1万2,455台で,2年ぶりの増加,出荷額は同3.8%増の579億円で,2年ぶりの増加だった。
輸出台数は同36.7%増の19万7,766台で,2年連続の増加となった。輸出額は同33.7%増の6,547億円で,2年連続の増加。うち電子部品実装用が同29.7%増の1万8,760台で,2年連続の増加,輸出額は同29.1%増の2,795億円で,2年連続の増加,溶接用が同48.4%増の3万9,834台で,2年連続の増加,輸出額は同41.3%増の813億円で,4年ぶりの増加だった。(’22 2/22)