2021年12月1日

「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催される―日本設備管理学会

アーステック

日本設備管理学会の「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」(主査:陳山 鵬 氏,三重大学大学院)が,2021年11月5日(金)にビデオ会議システムを活用したオンラインで開催された。

同研究会は製鉄や石油化学をはじめ,様々なプラントの会員企業が「設備診断,プロセス診断および製品の操業品質診断」を適用出来るよう研究・検討し,先端的かつ有効な異常診断技術の導入及び生産現場における実際問題の解決を果たし,重大な設備事故の未然防止,製品の品質向上及び設備保全コストの削減に資することを目的に開催している。

今回は,日本設備学会の「無線振動センサーを用いた設備の状態監視に関する研究会」(主査:中山 慎司 氏,中山水熱工業),「IoTを活用したスマートメンテナンス研究会」(主査:小林 洋 氏,日産自動車)と合同での開催となった。

当日は下記タイトルの講演が行われた。


  • 「ロータリー真空ポンプを対象とするMEMS振動センサー計測データ分析に基づくポンプ負荷・稼働状態を特定する指標」 西川 正名 氏(サイエンスソリューションズ)
  • 「低周波数帯域の振動加速度3軸ベクトル合成波形のFFTによるベアリング精密診断」 中山 慎司 氏(中山水熱工業)
  • 「化学プラントにおける電流情報量診断システムの適用検討」 岸本 紘幸 氏(三井化学)
  • 「最新型設備状態監視・診断装置およびシステムの進展」 陳山 鵬 氏(三重大学大学院)  (’21 12/1)

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