2021年6月16日

ハネウェルの新冷媒「ソルスティス® N41」が日本冷凍空調学会から不燃性冷媒の判定

アーステック

ハネウェルは,同社の低GWP(地球温暖化係数)冷媒「ソルスティス® N41(R-466A)」が日本冷凍空調学会(JSRAE)の新冷媒評価委員会にて不活性ガスの条件を満足するとの判定を受けたと発表した。

同製品は,据付型空調システム(VRF)用途向けのR-410A代替として空調業界初の不燃性冷媒。この判定結果により今後国内保安規制の適用が可能となる。

同社ではR-410A代替冷媒に求められる低GWP,性能,不燃性の3つの条件を満たす冷媒であると説明している。同社の空調用途向け冷媒担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのクリス・ラピエトラ 氏は,「ソルスティスN41は,R-410Aの性能を損なうことなく環境に配慮したエネルギー効率良く置き換えるという日本や世界の冷熱機器メーカーのニーズに応える安全で経済的な代替冷媒です。空調産業が直面する多くの法規制や安全上の課題解決に特化し,現在商業化に向け準備中です。この度JSRAEの不活性ガス判定を受けたことは,世界中で行われている評価開発を前進させるでしょう。」とコメントしている。(’21 6/16)

Related Posts

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会は2025年3月25日(火)に都内で「2025年度総会」を開催した。冒頭に理事長の北嶋 弘一 氏(関西大学名誉教授)から「当協会設立時の目標の一つとして,地方で協会としての展示会への出展があった。現在は大都市だけでやっていますが,地方の方が中々足を運べていない状況です。昨年は長野県飯田市で実施しましたが大変好評でした。今年は9月に静岡県浜松市,12月には長野県諏訪市で展示会の予定をしております。地方の方が気軽に足を運べるような協会にしたいと思います。」と挨拶が行われた。...

Share This