2021年5月26日

日本鍛圧機械工業会,「MF技術大賞2020-2021」を決定

アーステック

日本鍛圧機械工業会は,「MF技術大賞2020-2021」を決定したと発表した。同賞は,鍛圧機械を使った鍛圧塑性加工技術の実力を高め,MF(Metal Forming)に不可欠な鍛圧機械,製品加工,金型,システム,素材,組立,研究の7要素を組み合わせた「ものづくり総合力」を顕彰し,トータルでエコな製品製作の成果を発信し,川上から川下までの鍛圧塑性加工技術の発展に寄与することを目指している。鍛圧機械の良さを最終製品の良さで証明するため,鍛圧機械メーカーと加工メーカーなどの連合体を表彰する。受賞鍛圧機械と受賞加工製品は,2021年11月29日(月)~12月3日(金)に開催される「MF-TOTYO 2021 Online」にて最先端技術として公開される。受賞企業は,以下のとおり。

  • MF技術大賞
    • 連続生産システムによる長短尺装柱固定バンドの製造(最終製品:配電線路装柱用品)
       受賞会社:アマダ,アマダプレスシステム,内田鍛工,藤井製作所
  • MF技術優秀賞
    • プレス多工程鍛造による高難度ローレット部品の製造(最終製品:自動車用シートベルトのリトラクター部分のクラッチ)
       受賞会社:アイダエンジニアリング,太陽工業
    • 高効率加工ラインによるガスカートリッジの製造(最終製品:汎用ミニガスカートリッジ)
       受賞会社:コマツ産機,日本炭酸瓦斯,ユタニ,藤堂工業  (’21 5/26)

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