2021年4月7日

「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」,合同でオンライン研究会が開催される

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
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2021年3月12日(金),日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)「変速機のトライボロジー研究会(主査:村木 一雄 氏,日産自動車)」と「エンジン潤滑研究会(主査:三原 雄司 氏,東京都市大学)」を合同で,Web会議システム(Zoom)を使用したオンライン方式で開催した。

当日は,両研究会主査による開催挨拶の後,3件の話題提供が行われた。三原 雄司 氏は「エンジンの産学連携研究及び新設された“ZEMコンソ”の紹介」と題し,2019年度からAICE(自動車用内燃機関技術研究組合)関連の産学連携研究の具体例や魅力と共に新しく設立されたZEMコンソ(ゼロエミッションモビリティ)について紹介した。

三原先生

次に黒田 耕治 氏(TRAMI運営委員長・本田技術研究所)は,「TRAMI(自動車用動力伝達技術研究組合)における産学連携活動の紹介」と題し,駆動・電動技術の産学連携の基礎研究や産学人材育成を通して日本の産業力の底上げと持続的な科学技術の発展に貢献することを目的に設立されたTRAMIの活動内容を紹介した。

黒田氏

最後に村上 靖宏 氏(技術オフィス・村上)は,「自動車用エンジン油と駆動系油剤への要求特性―低粘度化と省燃費性能の視点から―」と題し,エンジン油と駆動系油剤の要求特性や共通性や相違性を整理した上で,低粘度化による省燃費性能向上効果を検証し,車両の電動化を見据えた両者統合の是非についても議論した。(’21 4/7)

村上氏

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