2021年3月31日

NTNのドライブシャフトがGM社キャデラック新型「エスカレード」に採用

アーステック

NTNは,リヤ用ドライブシャフトがゼネラルモーターズ社(以下,GM社)のフルサイズSUV・キャデラックの新型「エスカレード」に100%シェアで採用されたと発表した。新型「エスカレード」は,2020年後半に北米で発売後,他国にも順次拡販されている。

同製品は,フルサイズSUVに対応するサイズでありながら,同社の独自技術である8ボール設計(従来は6ボール設計が一般的)による軽量コンパクト設計を特長とする商品。リヤ用ドライブシャフトに必要な作動角とする専用設計に加え,中空シャフトを適用することで軽量かつ高剛性な仕様となっており,機能性や快適さの向上と,車両の軽量化・省燃費化との両立に貢献する。

同製品は,「エスカレード」をはじめ,シボレー・タホ,サバーバン,GMCユーコンなどGM社のフルサイズSUV全車に搭載されている。GM社のフルサイズSUVは,需要の増加が続く北米市場においても特に人気で,年間約30万台の販売を記録している。(’21 3/31)

Related Posts

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。

Share This