2021年1月20日

伊藤忠エネクスのGTL燃料を使った実証実験を前田道路が実施

アーステック
伊藤忠エネクスは,前田道路が所有する技術研究所において,伊藤忠エネクスのGTL燃料を使用した実証実験が実施されたと発表した。同実験は,アスファルト合材工場にて稼働するバーナーにGTL燃料を使用した際のばい煙数値測定および燃焼評価等を行うものであり,国内では初めての事例となる。

GTL燃料は硫黄分・芳香族分を事実上ほとんど含まず,燃焼時のCO2削減効果,NOx(窒素酸化物)やPM(ばい煙や粉じんなどの粒子状物質)の低減効果を期待できる。前田道路では今回期待された評価を得たことから,2021年度より全国の合材工場においても順次切換えの検討を開始する。(’21 1/20)

Related Posts

スギノマシン,大容量モデル水素圧縮機用水素ブースターの供給開始

スギノマシン,大容量モデル水素圧縮機用水素ブースターの供給開始

スギノマシンは,カーボンニュートラルの取り組みとして,主にバス・トラックなどの燃料電池大型商用車(以下,FC HDV)向けの大規模水素ステーションに対応する川崎重工業製「大容量モデルの油圧ブースター式水素圧縮機(水素供給能力600Nm³/h)」に搭載される水素ブースターの供給を開始する。

Share This