現行の合弁契約が2020年9月末に期限を迎えることを踏まえ,両社は,ENEOSの製油所運営能力と,PCIグループの製品マーケティング能力を相互に有効活用する戦略的枠組みを維持・存続させるべきとの認識の下,今後の協業のあり方について協議してきた。ENEOSグループ各製油所の機能・特質をはじめ多方面から検討を行った結果,千葉製油所の輸出能力を活用することが,アジア・太平洋地域におけるエネルギー安定供給の基盤強化を目指すOIRECの事業のさらなる発展に最も適するとの結論に至り,今回の最終合意に至った。なお,大阪製油所は,2020年10月に精製機能を停止し,アスファルト発電設備を運営する事業所となる。(’20 9/14)
出光興産,Zenith,グローバルコード,低摩擦ソリューションの事業化に向け基本合意書を締結
出光興産は,韓国のZenith Corporation(以下,ゼニス社)と,その日本総代理店であるグローバルコード(以下,GC社)の3社で,出光の潤滑剤と,ゼニス社のPEEK(耐熱性,耐摩耗性に優れた高機能プラスチック)を用いたコーティング(以下,PEEKコーティング)を組み合わせた世界初の低摩擦ソリューションの事業化に向け,基本合意書を締結した。







