2020年8月5日

経済産業省,AI人材連携による中小企業課題解決促進事業を開始

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
出展者募集中!
経済産業省は,中小企業とAIを産業応用できる人材(AI人材)をマッチングし協働で課題を解決し,成功事例の展開によって中小企業のAI導入を促進,生産性改善を目指す事業に乗り出す。

企業がAIを活用していくためには,AIで解決できる課題の抽出と,適用方法を考案し進めていく能力が必要だが,適切な人材を見つけ,コミュニケーションをとるノウハウ構築が課題となっている。一方,AI人材側も事例が少なく,解決方法提案は手探り状態となっている。同省がAI活用意欲のある企業とAIの技術能力をもった人材を「解決すべき課題」を媒介としてマッチングし,企業とAI人材が協働で課題に対するAI適用方法を考えていく場を設けることで,「企業とAI人材の連携」を醸成していく。さらに,これらを基に課題解決型AI人材を育成するカリキュラム等も作成する。

課題解決事例の成果を定量的な数字とともにオープンにして,企業側の費用対効果を可視化することや,一定水準以上の課題解決能力を有するAI人材のコミュニティをつくり,企業とマッチングできるようにするなど,事例の展開により,類似事例への企業とAI人材の連携を促進していく。(’20 8/5)

Related Posts

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOSは,Cogniteのデータプラットフォーム「Cognite Data Fusion®」を活用し,これまで分散していた複雑で多様なデータを一つの仮想空間に統合することで,製油所におけるエンジニアリング業務の効率化を図る「製油所のデジタルツイン基盤」構築に向けた取り組みを開始した。

Share This