日本水素ステーションネットワークは,国の2020年度燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業・水素ステーション整備事業補助金に水素ステーション事業者とともに第1次募集分として20件の共同申請を行った。これにより同社の水素ステーション整備基数は合計55基となり,既存のものと合わせて全国で143基,157ヵ所となる。
今回の設置場所の特徴として,FCV(燃料電池自動車)の大需要地である愛知県での設置がさらに進むことに加え,長野県,福井県,奈良県,熊本県の未整備県で初のステーションが誕生することとなった。
また,新たにインフラ事業者として東亞合成が同社に参画し,徳島県で初の定置式水素ステーションの設置を計画している。これにより参画企業は25社となった。
同社では,引き続き本年度の水素ステーション整備事業を募集し,新規設置数を上積み,国の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の達成を目指す。(’20 7/8)