インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(以下,IVI)は,2020年5月14日のスタートアップセミナーで「IVIつながるものづくりアワード2020」の審査結果を発表した。2019年度に活動した18の業務シナリオWGの中から「人・モノの実績可視化/分析と最適化―II(次世代IEの追求):マツダ」の受賞が決定した。
2019年度の業務シナリオは,先進的な手法や技術にトライする実証実験の場を持つ「PoC型」,従来の業務シナリオと同等にTO-BEシナリオに対する実現可能性の評価を,高度でなくてもよいが実際的で安価に実装できるツールを試す「堅実実装型」,CIOF(製造業のデータ流通のためのフレームワーク,Connected IndustriesOpen Framework)により企業を超えたデータ流通をプラグインで実装ができるか試す「CIOF連携」の3つの分類で進めてきた。
受賞者は以下のとおり。
<最優秀賞>
- 「人・モノの実績可視化/分析と最適化―II(次世代IEの追求)」
実施企業:マツダ 他
<優秀賞>
- PoC型
- 「素材製造ラインにおける品質向上/シリンダヘッド(鋳造)編」
実施企業:三菱電機 他 - 「素材製造ラインにおける品質向上/シリンダヘッド(鋳造)編」
実施企業:三菱電機 他
- 「素材製造ラインにおける品質向上/シリンダヘッド(鋳造)編」
- 堅実実装型
- 「設備機の保守に関する情報を,見える化する」
実施企業:CKD 他
- 「設備機の保守に関する情報を,見える化する」
<敢闘賞>
- PoC型
- 「設計・製造間の連携効率化」
実施企業:ニコン 他 (’20 6/24)
- 「設計・製造間の連携効率化」