日本能率協会(JMA)は,社会価値を生み出す持続的な経営,組織・人づくりを行っている取り組み事例を称え,広く産業界に紹介するための表彰制度「KAIKA Awards(カイカアワード)」の2020年度の応募受付を開始した。
AIやビッグデータなどのデジタル技術の進化に伴い,企業には事業変革やイノベーションの実現が迫られている。また生産労働人口が減少するとともに,個々人の価値観やライフスタイルが多様化するなか,人材強化や組織風土変革が大きな経営課題となっている。さらに,SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)やESG投資(環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素を考慮した投資)への関心が高まるなど,事業を通じた社会課題解決への貢献が一層期待されている。
同アワードは,こうした時代の変化に応じた独自の経営や取り組みを行っている組織を表彰。応募組織からの提出資料にもとづく書類審査,現地ヒアリングによる二次審査を経て,第三者の有識者・専門家からなる審査委員会において,「KAIKA大賞」「KAIKA賞」ならびに「特選紹介事例」を選出している。詳細は,以下のURLより。
- 応募エントリー受付:2020年6月30日(火)まで
- 公式ホームページ:https://kaikaproject.net/awards (’20 5/7)