2020年4月8日

日本精工,高信頼性鉄道駆動装置用軸受を開発

日本精工は,信頼性を高めた鉄道駆動装置用軸受を開発したと発表した。開発品の駆動装置小歯車用軸受は,取り扱いの容易さと過酷な環境下でも長期間使用できる高信頼性の確立,駆動装置大歯車用軸受は,サイズの拡充を行う。同製品は,駆動装置の省メンテナンス化,鉄道車両のライフサイクルコストの削減に貢献する。

小歯車用軸受に関しては,出荷時点にすきまが調整されており,軸受を取り付けるだけで最適なエンドプレー(軸受すきま)となる四点接触玉軸受と,併せて使用される円筒ころ軸受を開発。また新しく開発設計した高強度保持器を採用し,形状を見直すことで保持器発生応力を75%低減。内輪にも寸法安定化熱処理を採用し,高温下での長期使用における内輪の寸法変化を抑制する。大歯車支持用円すいころ軸受においては,車両設計に合わせて軸受寸法を選択できるよう,サイズ拡充を行う。

同社は同製品の投入により,鉄道関連製品の売り上げを2026年までに2018年度比倍増を目指す。(’20 4/8)

Related Posts

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTNは,オイル潤滑下の玉軸受が高速回転する際のトルク計算の精度を従来比で最大50%向上させた新たなトルク計算方法を開発した。 近年,EV(電気自動車)や HEV(ハイブリッド車)の省エネルギー化が進められる中,これらの車両のモーターや減速機に使用される軸受の低トルク化は普遍的な課題となっており,これらの軸受は従来よりも高速回転性能が求められるために,高速回転条件下でもより高精度にトルクを計算する手法の開発が求められる。...

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

Share This