全国石油商業組合連合会と石油連盟は,2020年3月末までのSSにおける新型コロナウイルス感染防止対策をまとめた。
SS現場では,咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めるほか,従業員本人や同居家族に発熱等の風邪症状が見られる場合は速やかに所長等に報告し指示を受けることを促している。
企業としての対応では,咳エチケットや手洗いなどの感染症対策とともに,時差出勤を奨励している。社内会議は,外部開催を避け,社内で行う場合でも時間短縮や会議出席者の絞り込みを行うなど,大人数での会議は避けるとしている。自社で開催するイベント等は延期や縮小し,大人数が集まる外部のイベント等への参加は見合わせるよう求めている。顧客との面談や組合会合等も,延期するか,電話・メール等の連絡手段で済ませるなど,外出の機会を少なくすることを求めている。社員や同居家族を含むSSスタッフに発熱等の風邪症状が見られる場合は休暇取得を勧奨するとしている。
今後,新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ,必要に応じて見直す。(’20 3/18)