日本鉄鋼連盟は,2020年1月の鉄鋼生産を発表した。それによると銑鉄生産は,前年同月比7.0%増の646万7,000tで,6ヵ月ぶりの増加となった。粗鋼生産は,同1.3%増の824万4,000tで7ヵ月ぶりの増加。
炉別生産では,転炉鋼が同5.6%増の647万3,000tで6ヵ月ぶりの増加,電炉鋼が同12.0%減の177万1,000tで11ヵ月連続の減少となった。
鋼種別生産では,普通鋼が同3.5%増の636万2,000tで7ヵ月ぶりの増加,特殊鋼が同5.5%減の188万3,000tで14ヵ月連続の減少となった。
熱間圧延鋼材の生産は同6.6%減の707万6,000tで,19ヵ月連続の減少となった。うち,普通鋼熱間圧延鋼材は同4.2%減の563万7,000tで6ヵ月連続の減少,特殊鋼熱間圧延鋼材は同14.8%減の143万9,000tで13ヵ月連続の減少。(’20 3/11)