2020年2月12日(水)~14日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「第4回スマート工場EXPO」(主催:リード エグジビション ジャパン)が開催され,3日間合計で45,860名(同時開催展含む)が来場した。
同展は国内最大級の製造業IoT専門展。近年,IoTやAI活用による生産性向上が不可欠となっている中,製造ノウハウやラインをデジタル化し業務の高度化,効率化を図るための“DX(デジタルトランスフォーメーション)”に焦点を当て,製造業におけるDXを実現するための最新の技術・製品,工場・プラント向けのIoTソリューションが多数出展された(写真)。
また,同展では多数のセミナーが催され,14日(金)のマツダ 市本 秀則 氏(IVIリーダー)による特別講演「製造現場における検査工程のスマート化~IVI実証実験(Deep Learning, AI適用)より~」では,インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)の業務シナリオWGとして2017年より取り組んだ,エンジン組立ライン,カムシャフト加工ラインの検査工程へDeep Learningを適用した実証実験,およびカムシャフト鋳造ラインへAIを適用した実証実験の成果について報告した。
次回「第5回スマート工場EXPO」は,2021年1月20日(水)~22日(金)の3日間,東京ビッグサイトで開催される予定。(’20 2/26)