日本オートケミカル工業会(JACA)は,2019年5月15日,都内で「2019年度(令和元年)通常総会」及び「講演会」「懇親会」を開催した。
総会では,2018年度事業報告と収支決算,2019年度事業計画及び収支予算,役員改選などの議案について審議され,原案どおり承認された。任期満了により理事と監事が改選され,新理事長に武蔵ホルトの渕田 昌嗣 社長が就任した。
講演会では,「『つながる車の未来』~豊かに安心して暮らせるモビリティ社会を目指して~」と題して今井 武 氏(自動車技術会フェロー/筑波大学非常勤講師)が,モビリティの変化や「CASE」や「MaaS」といったコネクテッド,自動運転,カーシェアリング,電動化,ライドシェア,オンライン配車サービスと人間らしさといった自動車の変革期に考えなくてはならないことのポイントを解説した。
懇親会では,渕田 新理事長が冒頭の挨拶で,「次世代自動車とケミカルがどのように今後関わっていくのか非常に興味があるところで工業会の皆さんと勉強を続けていきたい。洗車をすれば車が奇麗になり事故が減るとも言われている。安全や安心を広めるためにもAAAL(オートアフターマーケット活性化連合)やJAAMA(全国自動車用品工業会)と共に洗車の日を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。(’19 6/5)