2019年2月20日

NTTデータ グローバルソリューションズ,ポーライトの中国工場にIoTソリューションを導入

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
出展者募集中!

 NTTデータ グローバルソリューションズは,総合粉末冶金製造メーカーであるポーライトが中国揚州工場に導入したインダストリアルIoTソリューション「SAP Manufacturing Integration and Intelligence(以下SAP MII)」のシステムを構築し,現在安定稼働してる。
 同システムは,Integration(統合)とIntelligence(可視化)の2つの機能を持っている。製造現場との統合を実現するため,さまざまな現場機器(PLCやDCS,Historian,SCADA,検査装置など)や各種データベースと接続して,その接続した現場機器から収集した情報を可視化の機能によって見やすい形にし,製造現場における意思決定に役立てることが可能。
 導入した生産ラインでは,工場設備機器のIoT化が実現され,設備状況のリアルタイムな情報把握による管理精度の向上,及び設備状況のリアルタイム監視による製造品質の改善が得られ,監視に関わっていた管理工数を20%低減した。ポーライトでは,2019年に台湾と日本の工場にも導入する予定としている。(’19 2/20)

Related Posts

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

ENEOSは,Cogniteのデータプラットフォーム「Cognite Data Fusion®」を活用し,これまで分散していた複雑で多様なデータを一つの仮想空間に統合することで,製油所におけるエンジニアリング業務の効率化を図る「製油所のデジタルツイン基盤」構築に向けた取り組みを開始した。

Share This